ニュースレターってぶっちゃけ本当に効果あるの?

ニュースレターってぶっちゃけ本当に効果あるの?ol
メディカルコンテンツ株式会社 代表 田中 巧
 
 
 
「ニュースレターって本当に効果あるの?」
 
 
これは、ニュースレターを導入しようかどうか悩んでいる経営者さんからよくいただく質問です(苦笑)
 
 
今回はこの質問に対して、私なりにお答えさせていただきたいと思いますが、私の回答は当然「はい、効果あります!」になります。
 
 
でも、質問される方はそんなありきたりな答えを聞きたくて質問しているわけではありませんよね?本当に知りたいことはこうではないでしょうか?
 
 
「ビジネス書を読んだり、コンサルの先生から聞いて成果が上がるのは知っているが、どうして成果が上がるのか?自分の中で腑に落ちない…」
 
 
あなたのお気持ちを代弁するとこんな感じではないでしょうか?
 
 
なので、私も「はい、上がります!」だけでなくて、その成果もあわせてお話ししたいと思います。
 
 
 
 
まず、あなたに質問させていただきますが、例えばあなたが「車」が欲しいと思った時、相談するのはどちらの営業マンでしょうか?
 
 
●信頼や好感を寄せている営業マン
 
●そうではない営業マン
 
 
 
 
おそらく、前者の営業マンだと思います。当然ですが信頼や好感を寄せている相手にはお客様も何かと相談しやすいものです。
 
 
また、売る方だって、自分に信頼を寄せてくれているお客様にはいろいろ提案もしやすいため、売り上げにもつながりやすいでしょう。
 
 
あなたもこんな経験ないでしょうか?信頼や好感を寄せている相手が「いいよ」って言っている商品やサービスをついつい買ってしまったこと。
 
 
だからこそ、ニュースレターは何のために出しているのかといえば「お客様に信頼や好感を寄せてもらうための活動」として出しているのです。
 
 
ただし、人間関係を育むだけではなかなか売り上げは生み出されません。実際に「商品を売る」という行為をしなければ、人間関係を育んでも目に見える成果は得にくいのです。
 
 
もちろん、人間関係を育めばリピート率が向上したり離脱していくお客様も減るため、徐々に固定客が増えて長期的には売り上げに貢献しますが、やはり目に見える効果を実感するためには、何かしら売り上げにつながる「チラシ」や「広告」のような販促ツールもセットで一緒に出したときだと思います。
 
 
ニュースレターを定期的に送ってこまめに接触を図っているリストと、ほったらかしで何もしていないリストとでは、セールスのご案内を出したときの反響率が倍以上変わることも珍しくはないでしょう。
 
 
 
 
ちなみに「人間関係を作るならSNSの方がいい」と思っている方もいると思いますが、そういった方にお尋ねします。
 
 
例えば、SNSを使ってお客様全員をフォローすることはできるでしょうか?やはり、年配のお客様やITに疎いお客様に対して、SNSを通じて人間関係を育むことは難しいでしょう。
 
 
また、SNSの投稿を100回見るのと、直接1回会うのとではどちらのほうが人間関係を育めると思いますか?おそらく、SNSで知り合った人と実際に会うと分かりますが、やはりリアルで会った方がその人のことをよく理解でき、人間関係も深まると思います。
 
 
人との接触には「メールやSNSのようなデジタル」と「直接会ったり電話したりのようなアナログ」の二種類がありますが、紙媒体である「ニュースレター」はちょうどその中間に位置するツールだと思っていただいてもよいかと思います。
 
 
 
 
ちなみに、人間関係を育むうえで最も理想的なのは、お客様全員と直接会って実際に会話することです。でも、お客様1人1人とお会いしてフォローするのは、あまり現実的ではないのではないでしょうか?
 
 
だからこそ、それを補うためのツールが「ニュースレター」なのです。
 
 
ニュースレターを出さなくてもお客様としっかり人間関係が育めているのなら、このようなツールは出す必要はないと思います。しかし、ニュースレターに興味を示している方は、おそらくそうではない方が大半かと思います。だからこそ私は多少手間はかかるかもしれませんが「ニュースレター」の発行をオススメします。
 
 
最後になりますが、あなたもニュースレターを通じて、今まで育めていなかったお客様との人間関係を育んでみましょう。育んだ人間関係はきっと、今後のあなたのビジネスの大きな成果を生み出す糧となってくれるはずですよ。
 
 
 

関連記事

継続は力なり

メディカルコンテンツ(株) 田中 巧       「継続は力なり」という言葉があります。     あのイチロー選手も「好きな言葉」としてこの言葉を挙げています。 &nbs・・・

PREVIOUS
NEXT