モチベーションが必要なことはそもそもやってはいけない

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メディカルコンテンツ株式会社 代表 田中 巧
 
 
今回は「モチベーションが必要なことはそもそもやってはいけない」といったお話をさせていただきます。
 
 
昨今は「モチベーション」の大切さが強調されていますので、こんなことを言うと意外に思われるかもしれませんが…しかし、これは本当のことです。 
 
 
モチベーションが必要なことをやっても、結局は成功しません。 これは私なりの見解ではありますが、どういうことかこれからご説明しましょう。
 
 
例えば、私がこれまでにお会いした経営者さんや店長さんの中には、「ニュースレターは自分で作る!」というとても意欲的な方がたまにいらっしゃいます。 こういった方に私はよくこんな質問をします。
 
 
●文章を書くことは得意ですか?
 
●デザインを学んだ経験は?
 
●パソコン操作はお得意ですか?
 
 
すると大抵の方は「得意じゃないけど頑張って作ってみます」と答えてきます。 
 
 
これは決して私が意地悪でしている質問ではありませんが、ニュースレターはお客さんから楽しみにしてもらえるものを継続して出していくことが大事なので、ある意味、ネタを探して文章を書いたり、デザインしたり、パソコンを操作したりなど、それら作業に苦もなく、本業のかたわらでスラスラできるような方でないと継続させることが難しいからです。
 
 
正直な話、1~2回くらいなら多少無理しても作ることはできます。 しかし、その作業が5回10回と続くと、正直挫折してしまうのが人間の性ではないでしょうか。 なぜならモチベーションはいずれ必ず下がってくるからです。 だからこそ、モチベーションが必要なものは長続きすることはありません。
 
 
例えば、ダイエットに取り組む人をみてもそうでしょう。 はじめは「よし、やるぞ!」という気持ちで一杯のはずです。 しかし、そのモチベーションもやがては下がってきてしまいます。 そうなると長続きさせるのは難しい。 ついつい甘いものに手が伸びてしまう… こうしてダイエットに失敗した例は、世の中に星の数ほどあるのではないでしょうか。 そしてもちろん、これはニュースレターの作成でも同じことなのです。 
 
 
先ほどもお話ししましたが、モチベーションが必要なものはそもそも長続きしません。 おそらく、モチベーションを高めてニュースレターを作ることができるのは最初だけで、そのうち必ず苦しくなってしまいます。 つまり・・・
 
 
●書くのは得意じゃないけど「頑張って作ろう!」
 
●デザインのことは知らないけど「頑張って作ろう!」
 
●パソコンはあまり得意じゃないけど「頑張って作ろう!」
 
 
といった方は自分で作ってはいけないのです。 結局、挫折することになりますから。
 
 
では、ニュースレターを継続して作っていくためにはどうすればよいのでしょう? 正解は、継続することが苦にならない、モチベーションとは無関係な「しくみ」を持つことです。 
 
 
「ニュースレターを自分で作るぞ!」と意気込むのはよいのですが、正直、仕事はそれだけではありませんよね? だからこそ、誰かに任せられることはそれが得意な人に任せる。 そしてあなたは、あなたにしかできない仕事をする。 すると、あなたのビジネスは効率よく回りはじめるのではないでしょうか。
 
 
モチベーションを上げてニュースレター作成に取り組むのではなく、あくまで全体の「しくみ」の中のひとつとして、ニュースレターを位置づけることが大切なのです。そしてもちろん、私どもが提供しているニュースレター作成代行サービスは、あなたのビジネスでニュースレターを成功に導くためのそういった「しくみ」のひとつになります。
 
 
手間のかかるニュースレターの作成を「しくみ化」することで、あなたの時間をもっと別の有効なことに使うことができるようになるので、ライバルよりも何歩も先に進むことができるようになるでしょう。
 
 
 

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