基本に立ち返って… ニュースレターってどんなツール?
- ニュースレターって何?
- 2020-01-14
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
今回は基本に立ち返って、「ニュースレターとは何なのか」「どういったツールなのか」についてお話ししたいと思います。
ニュースレターをひと言で言い表すと「手紙」です。
少し前の時代は、日常的に「手紙」を送ったり渡したりするコミュニケーションが当たり前のように行われていました。
しかし現代では、手紙よりも便利な「電話」や「メール」などの通信手段があるため、手紙でコミュニケーションを図る機会はとても少なくなっています。
それでも、年に一度の年賀状や、特別な想いを届けたりする場合には、今の時代でもやはり“手紙”が用いられていますよね。
ところで、手紙には人に想いを届けたり関係性を育んでくれる“不思議な力”があると思いませんか?
そして、私たちはその不思議な力を感覚的に理解しているのではないでしょうか。
おそらく「手紙を送る」という文化は、この先どれだけ便利な世の中になっても残っていくことでしょう。
このように、ニュースレターを「手紙」として見れば、ニュースレターの本質が見えてきます。
つまりニュースレターとは、「特別な人に想いを伝えて関係性を育む手紙」なのです。
商売する我々にとって特別な人とは“お客様”です。
そして、大切な想いとは“あなたの使命や理念、そして哲学”です。
「あなたはどんな想いでこの仕事をしているのか」「あなたはなぜこの商売を立ち上げたのか」「あなたはお客様に何を提供したいのか」
これらをニュースレターでお客さんに伝える。ニュースレターの本質はここにあるのです。
そして、手紙をもらったお客様は、その想いの熱が伝わります。「こんな想いで仕事をしているのか」と。
ですが、1度や2度では伝わりません。何回も何十回も出し続けなくてはお客さんに伝わらないのです。
この毎月出し続けるという行為が、あなたの“お客さんに対する想いの形”であり、その姿勢にお客さんも共感するのです。
正直なところ、ニュースレターは他の販促物と違い、すぐには売上アップに貢献しません。
効果が表れ始めるまでに、少なくとも半年ほど時間を要します。
それだけ、お客様との関係性を作り上げるのは容易ではないということです。
だからこそ、その関係性が築けたなら、お客様との“深い繋がり”ができるのです。
関係性で繋がっているお客さんは、簡単にライバルに浮気しません。
なぜなら、あなたのビジネスのファン(応援者)になっているからです。結果、売上にも好影響を与えるのです。
●商品やサービス、価格だけで繋がるのではなく“関係性”で繋がる。
関係性が希薄な今の時代だからこそ、ニュースレターの存在意義は、今後ますます高まっていくことでしょう。
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