新型コロナウイルス、新しい生活様式下でのニュースレターの出し方

新型コロナウイルス、新しい生活様式下でのニュースレターの出し方2ol
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
 
 
日本では緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ収まったと言える状態ではなく、長期戦を覚悟しながら生活する必要がありそうです。
 
 
さて、政府は先ごろ「新しい生活様式」として、私たちが中長期的に心がけるべき習慣を公表しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
 
 
基本行動である「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」のほか、遠方への移動大人数での会食はなるべく避けること、また、会社ではテレワークWEB会議などの働き方の転換を呼び掛けています。
 
 
そこで今回は、「新しい生活様式下でのニュースレターの出し方」について私なりの考えをお伝えさせていただきます。
 
 
まず、ニュースレターは紙媒体であり、直接手でさわるものです。
 
 
そのため、しばらくは「複数の人の手が触れるような場所」にそのまま置くのは避けるべきだと考えます。
 
 
店内に置いたり、直接手渡しする際は「OPP袋(透明袋)」に入れるようにしましょう。
 
 
OPP袋とは?
https://www.fukuro-oukoku.jp/knowledge/about_opp.html
 
 
こういった透明袋にニュースレターを入れることでウイルスの影響を受けにくくなりますし、こうすることで、OPP袋の表面を拭いて消毒してから開封ができるため、安心感もあると思います。
 
 
 
 
その一方で、ニュースレターを「郵便で送る」ことは比較的安全だと思います。
 
 
新しい生活様式では、通販やデリバリーの利用が推奨されているように、郵便の場合も配達人との接触がほぼありません。
 
 
世界保健機関(WHO)も「手紙や小包がウイルスを媒介するリスクは比較的低く、付着したウイルスも長時間生存しにくい」との考えを示しています。
 
 
 
 
また、ニュースレターの封入作業をする前には手洗いをして、手袋とマスクを装着して作業を行うようにします。
 
 
そして、冒頭のあいさつ文には「このお便りの封入作業はコロナ対策のため手袋とマスクをして行っています」こういった文章と、その様子を撮影した写真を挿入することも大事かと思います。
 
 
 
 
ほかにも、消毒用のウェットティッシュ個包装のマスクを同封してお渡しするのもいいかも知れません。こうすることで開封率のアップにもつながります。
 
 
コストは少しかかりますが、こうした配慮の一つ一つがお客様との絆を結ぶのではないかと思います。
 
 
 
 
「ここまでやらなきゃダメ?」と思われるかもしれません。
 
 
たしかに、コストと手間はかかりますが、衛生面に配慮していることを積極的に載せ、気づかいを示すちょっとしたプレゼントをすることで、お客様は「これだけ徹底しているところなら大丈夫だろう」と安心してくださるのではないでしょうか。
 
 
しかし、悩ましいのは、紙媒体でお渡しする限り感染リスクは「ゼロ」とは言い切れないことです。
 
 
そこで、以下のような方法でも配布を検討されてみてはいかがでしょう?
 
 
それは、ニュースレターを「FAX」「メール」「LINE」で送る方法です。これなら感染リスクはゼロになります。
 
 
こういった「直接触れることのない媒体」を使った情報発信にも力を入れてみても良いと思います。
 
 
ただし、こういったFAXやメール、LINE配信の場合、FAX番号やメールアドレスを収集したり、LINEに登録してもらうなどの事前準備があるので、すぐには始められないといったデメリットもあります。
 
 
また、FAX機やメールアドレス、LINEアカウントを持っていない方もいますので、こういったものだけでフォローを完結させようと思っても限界があるでしょう。
 
 
ほかにも、FAXで送る場合は、相手に紙代やリボン代を負担させてしまうので、事前に送信の許諾を得なければいけないと思いますし、メールの場合は、迷惑メールと勘違いされたり届かない場合もあったりするため、ニュースレター精読率がこれまでよりも落ちてしまうといった懸念は否めないかもしれません。
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
 
今回はコロナ禍でのニュースレターの出し方についていくつかお伝えしましたが、大切なのは、コロナ禍でも既存客のフォローを止めないことだと思います。
 
 
「コロナ前よりもお客が減っている…」ということであれば、それは同じ地域の同業店も同じ状況かと思われます。
 
 
だからこそ、日頃からお客様フォローをこまめに継続しているかどうかが、コロナ収束後にお客様が戻るか、戻らないかの差になるのではないかと思います。
 
 
日頃から様々な方法でお客様との人間関係を育んでおけば、一時的にお客様が遠のいたとしても、コロナが落ち着いて来れば必ず戻ってくると思います。
 
 
これまでの積み重ねと、今のコロナ禍に何をしたかによって、コロナ後の状況が決まるといっても過言ではないでしょう。
 
 
ワクチンが完成して世の中に行き渡るまではまだまだ予断を許さないコロナウイルスですが、やまない雨はない、そう信じて、今はできることを精一杯やるだけ。
 
 
「ピンチはチャンス」と言われますが、ピンチの時にやれることを愚直にやっているからこそ、最大のチャンスも訪れるのだと思います。
 
 
このウイルスとの戦いを、共に頑張って行きましょう!!
 
 
メディカルコンテンツ
代表 田中 巧
 
 
 

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