第一印象で嫌われないニュースレターにするには?

第一印象で嫌われないニュースレターにするには?ol
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
 
 
ビジネスでも私生活でも、第一印象ってとても大事ですよね。第一印象が良いと相手と良い関係が築けるものですが、印象が悪いとなかなか良好な関係を築くのは難しいものです。
 
 
さて、第一印象の重要さを示す理論として「初頭効果」というものがあります。この初頭効果とは、最初の印象が記憶に残りやすくインパクトを受けやすいといったものです。
 
 
例えば、第一印象で悪いイメージを与えてしまうと、その後に良い印象を持ってもらおうとしても、なかなか難しかったりもします。このように第一印象の重要性を表すのが初頭効果であり、最初の接触がいかに大切なものかを教えてくれるものです。
 
 
第一印象でその後の付き合いに大きく影響してしまうなんて…これはちょっと怖いことでもありますよね。では、第一印象を悪くしないために必要なことは何でしょうか?
 
 
まず、第一印象に大きく影響を与えてしまうのが、「身だしなみ」や「表情」のような見た目です。これらが大きな印象を与えてしまうことは避けられない事実でしょう。
 
 
例えば、場にそぐわない服装をしていたり、シャツが汚れていたり、寝ぐせや無精ひげなどは、相手にマイナスの印象を与えることは間違いないでしょう。ただし、これらは注意すればすぐに改善できることなので、 最低限のマナーとして気をつけておきたいところです。
 
 
その他にも、笑顔だったり、声のトーン相槌など、会話の雰囲気をよくするための工夫も重要です。
 
 
また、見た目や会話以外にも、以下のような言動のある人は相手に悪い印象を与えてしまいますので注意してくださいね。
 
 
 
 
1.謙虚を装った自慢をする人
 
相手と話をする際に注意したいのが自己アピール「自慢話」です。やっぱり、自慢話ばかりする人は印象があまり良くないですよね。とくに相手に不快感を与えるのが「間接的な自慢話」だそうです。謙虚なふりをして実は自慢をしている、こういったパターンですね。
 
例えば、「夏休みにハワイに行ったんだけど、英語の勉強をもっとしておけばよかったと反省しました」といった感じの表現です。自分の英語の拙さよりも、ハワイに行ったことを言いたいのが見え見えですよね。これなら最初からハワイの楽しかった思い出をストレートに語った方がまだマシかもしれません…。
 
 
 
 
2.傲慢な人
 
また、傲慢な人も周りから嫌悪される傾向にあるでしょう。傲慢な人は自分が一番すごいと思っているので、周囲の人を見下してしまう特徴を持っています。
 
人の欠点ばかりに目が行き「なんでそんなこともできないんだ」と心の底から相手をバカにしたりしてしまいます。でも、当人にしてみれば悪気があって言っているわけではないため、それはそれで厄介だったりします。
 
その人の主張がいくら正しくても、人を非難しているところを見ると、周囲の人は自分が言われたように不快に感じることは多いようです。
 
 
 
 
第一印象で嫌われないニュースレターにするには?
 
もちろん、ニュースレターだって第一印象はとても大切です。ニュースレターの第一印象を良くするためにすべきことを最後にご紹介させていただきます。
 
 
①見た目を良くする
 
まず、考えたいのがやはりニュースレターの「見た目」です。デザイン色合いをきれいにしたり、きれいな紙を使ってきれいに印刷することはとても重要です。
 
たまに、自作で手作り感満載のものを見かけますが、手作り風でも洗練されたものだったら良いと思いますが、素人感が満載に出ているものを、もらった人はどういった印象を持つか?これは今一度、考えてみた方がよいかもしれません。
 
また、ニュースレターに顔写真を載せる場合も載せる写真の印象は言うまでもなく重要です。髪はボサボサ、無精ひげの顔写真よりは、清潔感のある写真の方がもちろん印象は良いでしょう。また、服装も襟裳がよれていない清潔感のある綺麗なものが良いですね。
 
 
②あいさつ文の語り口は?
 
また、あいさつ文の語り口も柔らかく、優しくしたほうが良いですし、書く内容も、先に紹介したような人の批判や自慢話、皮肉っぽい話は避けたほうがベターでしょう。
 
また、顔なじみのお客さんに向けてあいさつ文を書いていると、少し馴れ馴れしいノリになってしまうこともありますので、「初めて読む人はどう思うか?」これも意識して書くことが大切です。初めて読む人がついてこれるような、そういったものにしていきましょう。
 
もし、どうしても顔なじみのお客さんに向けて出したいということであれば、「顔なじみのお客さん向け」と「新しいお客さん向け」の2種類を作ってそれぞれに配布してみましょう。
 
ニュースレターの紙面でスタッフさんたちのカラーが全面に出るのは悪くないことですし、ある意味、ニュースレターは宣伝媒体の側面もあるので、アピールする部分があるのもよいでしょう。その場合、ひねった表現で書くよりも、自分の「専門分野のこと」だったり、「好きなこと」だったり、「理想」などをポジティブに生き生きと書いたほうがよいでしょう。
 
 
お客さんとの信頼関係を築きながら長く付き合っていくには、ファーストタッチで好印象を与えると、間違いなくお客さんから信頼されることでしょう。
 
 
 

関連記事

ニュースレターはあなたの分身

メディカルコンテンツ(株) 田中 巧       私は仕事柄、さまざまなお店や会社が出しているニュースレターを目にします。     私どもが提供しているようなテンプレート・・・

PREVIOUS
NEXT