料理の鉄人も料理は3割
- ニュースレターの上手な使い方
- 2021-04-26
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
あなたは「料理の鉄人」というテレビ番組をご存知ですか?
90年代に放送されていた番組で、三ツ星シェフが決められた素材を使って料理対決をするといった番組です。
実はこの番組は、アメリカでも「アイアン・シェフ・アメリカ」という名で2005年頃に放送されていました。
日本で放送された番組の中で、3代目「和の鉄人」として登場していた森本正治さんは、アメリカの番組でも鉄人を務め絶大な人気を得ていました。
彼がアメリカでお店を構えていた場所は、最もシビアな市場といわれる「ニューヨーク」。
しかし、お店の売り上げは一店舗で年間10億円を叩きだし、現地のニューヨーカーたちから圧倒的な支持を集めています。
では、料理の鉄人である森本さんはどのような経営哲学をもっているのでしょう?
実はそれが「料理は3割」というものです。
森本さんは、築地から魚を取り寄せたりお店でお米を精米してから出したりと、アメリカの地で「和食のこだわり」のすべてを実現した上で、お客様に喜んで食べてもらうためにあらゆることを行ってきたそうです。
そして、そんな森本さんがたびたび言うことは、「おいしい料理はこの世にはない!」です。
料理のおいしさは、その日の天候、体調、人間関係などで変わる。
「電話の対応」「いらっしゃいませ」「お店の雰囲気」それも「おいしさ」のうち。
こういったことをいつもお話されるそうです。
森本さんにとってその「残りの7割」は何なのかというと、お客様が喜ぶためのサービスや演出、関係を築くことを徹底的に考え、実行しているということなのだそうです。
例えば、あなたが家族や友人とレストランへ行ったことを思い出してみて下さい。
何を食べたか、その味はもしかしたら完璧には思い出せないかもしれません。
でも、その場の「雰囲気」は何となく覚えていませんか?
お店の雰囲気、スタッフさんの接客、スピーディーにお料理が出てきたかどうか…。
こういったことって、出されたお料理の味以上に覚えていたりするものではないでしょうか。
お客様に提供するモノやサービスはもちろん良いものでなければいけません。
しかし、それ以外にも、会話やおもてなしがどのようなものであったかで、お客さんに持たれる印象って大きく変わったりしますよね。
もちろん、こういったことは飲食業だけでなく、あらゆる業界の経営者さんもいつも考えなければいけないことですよね。
では、その「残りの7割」をどう生み出していったらいいのでしょうか?
お店の雰囲気、お客様への接客、待ち時間の短縮…。
こういったことももちろん必ず抑えなければならないことですが、その7割を生み出す手段の1つとして「ニュースレター」を活用してみるのも良いでしょう。
「ニュースレター」の最大のメリットは、出すことでお客様とコミュニケーションが弾むことです。
そして、コミュニケーションが弾むことで、より親密な関係を育むことができるようになります。
ふとした会話がきっかけで、その後の印象が大きく変わることだってあります。
その「きっかけ作り」こそ、ニュースレターを出すことでもたらされる強みです。
もし、あなたがまだお客様へニュースレターを出していらっしゃらないようなら、ぜひ、発行をスタートされて「残りの7割」の充実を目指してみてはいかがでしょうか。
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