ニュースレターをさらなるステップに育てていく方法
- ニュースレターの上手な使い方, ニュースレターを成功に導く考え方
- 2019-11-11
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
ニュースレターを出し続けていくのは、思いのほか骨の折れる作業です。
毎月発行するのは大変ではありますが、でも、いつしかそれも慣れてくるでしょう。
「お客様へのお知らせ」や「ちょっと為になる豆知識」を紙面に載せて発行する。
それだけでもニュースレターとしての役目は立派に果たせていますし、効果も表れてきます。
しかし、発行を一年以上も続けていると「このままでいいのかなぁ~?」という何かモヤモヤした感じが心の片隅にあることに気づくかもしれません。
それはもしかしたら、「もう一歩踏み出せるんじゃないか?」「もっと上手に作れるんじゃないか?」という“心の扉を叩く音”かもしれませんね。
でも、その「心の扉」をどうやって踏み出したらいいのか分からないし、仮にその扉を開けてしまえば、もっと過酷な作業が待っているのかもしれない…。こういった思いが頭をよぎり、なかなか開けられないのも正直なところです。
そこでその扉を叩く音が聞こえた方へ、その「扉の開け方」をお伝えしますね。
ニュースレターを育てる
ニュースレターは、一方的にこちらが伝えたいことを伝えて完結してしまうツールです。
それはそれで別段悪いことではありませんが、これまで以上のニュースレターを求めるのであれば、それを超える必要があります。
では、どうするのか?
それは「ニュースレターを育てていく」ということです。
育てていくというのは、「あなたのお店、あなた自身、スタッフさんの“レベル”を上げていき、それをお客さんにニュースレターで伝える」ということを意味しています。
具体的には、あなたのお店やスタッフの皆さんがどのように成長していっているのか、それを分かるようにニュースレターに書いていくのです。
例えば、
「先日、お客様から●●というクレームをいただきました。
当社はその対策として●●を実施することに致しました。
その後、同じようなミスはなくなり、より質の高いサービスが提供できるようになりました。
今後もお客様からいただいたクレームを活かして皆さまから愛されるお店を目指して参ります!」
このように書けば、あなたのビジネス全体が成長している様子をお客さんは知ることができるでしょう。そして事実、成長もしていますよね。
映画でもドラマでもアニメでも、主人公が話の中で成長していく物語は人々が共感し、感動を覚えたりしますが、「ニュースレター」もそれと同じです。
ニュースレターに出てくる主人公は、あなたのお店であり、あなた自身であり、スタッフさんです。
その主人公が成長することはお客さんにとって喜ばしいことですし、今まで以上に好感や信頼も寄せてくれることでしょう。
そして、ニュースレターをさらに育てていくコツは、「その成長にお客さんを参加させること」です。
さっきの例でも「クレームを訴えたお客さん」が関わっていましたが、“子育て”と同じように、あなたのビジネスの成長にお客さんが関わることで、人はさらに共感を覚えるものなのです。
勝手に育ってしまうより、お客さんが“自分たちで育てた感がある”これが重要なポイントです。
このようにしてお客さんに育てられていった方が、よりあなたのビジネス全体が成長していくと思うのですが、あなたはどのように思われますか?
「お客様からも育ててもらう」
これが「あなたのビジネス」「あなた自身」「スタッフ」「ニュースレター」を育てていくためのコツでもあるでしょう。
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