メディカルコンテンツ株式会社　代表　田中　巧
 
 
 
「女性に比べ男性はあまり読んでくれていないように思います。反応も薄いですし…そんな傾向はありませんか？」
 
 
先日、当社のお客様からこんな質問をいただきました。
 
 
とてもおもしろい質問だと思いましたので、今回このブログをお読みいただいているあなたにもシェアさせていただきます。
 
 
確かに、女性と比べ男性はニュースレターをあまり読んで下さらないように思います。あなたはどう思われますでしょうか？
 
 
では、なぜ女性は読んでくれる人が多いのに対し、男性は少ないのでしょう？
 
 
少しここで考えてみたいと思いますが、おそらく男性がしっかり読まない理由は、「ニュースレターとの相性」にあるのかもしれません。
 
 
ご存知の通り、ニュースレターは「プライベート」なことを主に書くメディアですが、実はプライベートな話題に興味や関心を持ってくれるのはどちらかというと「女性」の方です。
 
 
なぜなら、女性は男性よりも「共感」を重んじる傾向にあるからです。
 
 
つまり、ニュースレターに書いてあるプライベート話と女性とは相性がいいのです。
 
 
例えば、「子どもと○○へ遊びに行った」「こんな嬉しい言葉を言われた」こういったプライベートな話が書いてあると女性は目が行きますから、女性のお客様から「この間、お子さんと○○に行ったんですね」といった具合に声もかけられ、話も盛り上がりやすいのです。
 
 
では、ニュースレターは男性に対して全く効果を発揮しないのかというと実はそうではありません。
 
 
ここで着目すべき点は「男性は何を重んじるのか」です。
 
 
男性が重んじているコンテンツが載っていれば、女性と同じように読んでくれるようになるのです。
 
 
 
では、男性が重んじているものはなんでしょう？
 
それは「損得」です。
 
 
 
例えば、「このニュースレターは読んでおいたほうが自分の得になる」とか、「読まないと損をする」と思えば男性も読んでくれるようになるのです。
 
 
例えば「健康法」なんかは男性が好むコンテンツではないでしょうか。
 
 
中高年の男性であれば病気や健康法に関心が高いはずですから、「日常生活で手軽にできる健康法」だったり「実は体にあまり良くない間違った健康法」といった情報は男性でも関心を持って読んでくださるはずです。
 
 
また「店長がお勧めする健康本の紹介」なんかもウケがいいと思います。
 
 
「男性はニュースレターを読んでくれない・・・」と半ば諦めるのではなく、男性は何に関心を持ち、何に関心を持たないのかを深く考えることが大切です。
 
 
私が考えるに、女性ははじめ「プライベート話」から関心を持ちはじめ、やがてそのほかの「役立つ情報」にも関心を持つようになると考えます。
 
 
男性はその逆で、はじめに「役立つ情報」から関心を持ち、やがて「プライベート話」に関心を持つようになると考えています。
 
 
したがって「プライベート話重視」か「役立つ情報重視」かは、読者層に応じて中身の割合を決めると良いでしょう。
 
 
また、ターゲット層に合わせてそれぞれ別のものを用意したほうが得策の場合もあるかもしれませんね。
 
 
ニュースレターは必ずしも中身を一辺倒にしなければいけないといった決まりやルールはありません。
 
 
読者層に合わせて別のものを作るとなると手間は増えるかもしれませんが、それぞれに合わせて中身を変えてもみるのもおもしろいのではないでしょうか。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか？今回は女性が好むニュースレター、男性が好むニュースレターについて私なりの考えをお話しさせていただきました。
 
 
ぜひ参考にしていただきまして、今後の作成にお役立てください。