発する情報は量よりも“質”の時代に

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メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
 
 
今回は「発する情報は量よりも質の時代に」こういったお話をさせていただきたいと思います。
 
 
仕事や私生活で“インターネット”を使って調べものをする方は多いと思います。しかし、ネットには未だに粗悪な情報も多いと感じませんか?
 
 
例えば、検索ボリュームの多いキーワードをやみくもにホームページに入れこんだ「意味不明なホームページ」を開いたことのある方も多いのではないでしょうか?
 
 
しかも、そのようなホームページがyahooやgoogleで上位表示されていたりしたこともありますよね。これはいわゆる検索順位を意図的に上げる「SEO対策」の影響だったりもします。
 
 
確かに一時はこういったホームページでも大きな効果を生み出し、ビジネスとして利益を得ている方もいらっしゃったようですが、しかし、現在のインターネットの世界では、ホームページに載せている「情報の質」が問われる流れになっています。
 
 
したがって現在は、以前のように意図的にキーワードを入れ込んだホームページを作ってもyahooやgoogleでは上位に上がらなくなっています。
 
 
特に、医療や薬など人の体や健康に関する情報は、粗悪なものだと真に受けてしまった読者の健康を害する恐れもあるため非常に危険です。そのため、情報の質が重要であることは当然であり、こういった流れになってきたことは本当に良いことだと思います。
 
 
近年は、お店や企業でもホームページを立ち上げることが当たり前になっています。それに加え、「Facebook」「Twitter」などのメディアも次々登場し、お客様向けに情報発信されているところもどんどん増えてきています。
 
 
しかし、「Facebookをやれば売り上げが上がる」「Twitterをやればお客様が増える」など、こういった断片的な情報に振り回されている経営者さんも多いように感じてしまいます。
 
 
もちろん、SNSはあらゆるビジネスにおいてこれから必ず有用な存在になり得ます。しかし、Facebookなどのこういったメディアもあくまでも1つのツールでしかありません。
 
 
したがって、最も重要なことは「Facebook」や「Twitter」を単にやっているといったことではなく、それらメディアを使って「正しい知識に基づく情報」「読者を引きつける情報」を発信しているかどうか、こういったことがより大切になってくるのではないでしょうか。
 
 
だからこそ使っているツールは何にせよ、純粋に“発信する情報の質”で勝負しなくてはなりません。
 
 
その道のプロフェッショナルとして正確性が高く、読者さんが求めている情報を、様々なツールを使って提供していくことがこれから重要になると思います。
 
 
あらゆる情報が簡単に手に入る時代だからこそ、情報の価値が『量から質』にシフトしてきているのだと私は思います。
 
 
 

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