影響力の武器をニュースレターで活用するには?
- ニュースレターの反響を高めるには?
- 2020-10-12
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
人間関係では必ず「好き嫌い」や「相性」ってありますよね。
恋愛関係や交友関係ではもちろんですが、これはビジネスの場面でもやっぱり同じです。
誰しも嫌いな人とはなるべく仕事をしたくはありませんし、商品やサービスだって嫌いな相手から買いたくないと思うのが当たり前でしょう。
さて、実はこの人間関係において「相手から好意をもたれる方法」を分析し、それを理論化した人がいます。
それは、社会心理学者のロバート・B・チャルディーニ氏です。
あなたはチャルディーニ氏をご存知でしょうか?
チャルディーニ氏の著書には『影響力の武器』というとても有名な一冊があります。
この本は世界的ベストセラーになっているので、読んだことはなくても一度はどこかで本の名前を耳にしたことはないでしょうか?
そこで今回は、このチャルディーニ氏が分析した「相手に好意をもたれる要素」をニュースレターではどう使うことができるか?
こういったテーマで考えてみたいと思います。
まず、相手に好意をもたれる1つ目の要素ですが、それは「外見的な魅力」です。
これはわかりやすいですね。
相手から好意をもたれるために「見た目」はとても重要な要素になります。
つまりニュースレターを作る際も、読みやすいレイアウトやセンスの良いデザイン、イラスト、字体などにも気を使い、見た目良くきれいに仕上げることが大切です。
パッと見の印象次第で読まれるものになるか、捨てられるものになるかの大きな分かれ道になってしまいます。
次に、2つ目は「類似性」です。
つまり、人は、自分と似た人を好きになりやすいということです。
この要素をニュースレターで利用しようとするなら、ニュースレターの中に「趣味の話」や「家族の話」なんかを書くことをオススメします。
こういった自己開示をしていくことで、お客さんに「私と同じことに興味を持ち、同じことを考えているのね…」なんて思ってもらえるようなことを示していけば、親しみをもってもらうことができるのではないでしょうか。
そして3つ目が「単純接触効果」です。
人は、繰り返し接する人に好意を抱きやすくなるといった効果があります。
これは、ニュースレターというツールが最も得意とする分野でもあるでしょう。
ニュースレターを定期的にお客さんにお送りすることで、お客さんやそのご家族の皆様と頻繁に接触する機会が生まれてきます。
もちろん、この効果を発揮させるためには、ニュースレターを継続することがとても重要です。
単発で止めてしまうようでは、全く効果を発揮しないものになってしまいます。
そして4つ目が「連合」です。
人は、好ましいものと結び付けられた人を好きになるのです。
ちょっと難しい概念ですが、これをニュースレターで実践するためには、ニュースレターの中に「名物コーナー」があればいいですね。
多くのお客さんが楽しみにしてくれるコーナーがあると、その記事を読む「楽しさ」とあなたのお店のイメージが結び付けられるのです。
その「楽しい」というポジティブな感情が、そのままあなたのお店のイメージになることでしょう。
今回のお話はいかがでしたか?
このように「ニュースレター」は、相手に好意をもってもらえる要素が存分に詰め込まれたツールです。
お客さんがあなたのお店を、そして、あなた自身を好きになってくれるような、そんな理想のニュースレターを目指して発信していってくださいね。
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