私の愛犬「太郎」との想い出話を少し聞いて下さい
- 代表田中のよもやま話
- 2021-11-22
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
今回は私が小さい頃、実家で飼っていた犬「太郎」のお話をさせて下さい。
太郎は、私が物心ついたころからうちにいた雑種犬。
ちょうど私が生まれた頃、子犬としてわが家にやってきました。
太郎はとにかく散歩が大好きな犬でした。
小学校に上がってから、私は太郎の「散歩係」。
太郎は毎朝、私の周りを飛び跳ねて散歩に急かします。
私の故郷は秋田県でも北の地域。冬は雪が深く積もります。
でも太郎はそんな雪道も大好き。雪の日は二倍元気になります。
寒い朝は私も散歩をサボりたくなります。
でも、太郎に急かされ一日も欠かさず散歩に行きました。
そんな太郎がある日、病気になりました。
食欲もなくなり、あんなに好きだった散歩もねだらなくなりました。
連れ出そうとしてもだるそうにうずくまってしまいます。
両親ももう「散歩に連れて行け」とは言わなくなりました。
私はとても心配でした。
のちの両親の話では、私はすっかり元気がなくなってしまい、家でも口数が減ってしまったそうです。
そんなある日の朝、「ワン、ワン」という元気な鳴き声で私は目を覚ましました。
そうです、その鳴き声は「太郎」でした。
私が近づくと、以前のように足にまとわりついてきます。
久しぶりの散歩。
いつもの長いコースではなかったけど家の周りを楽しく歩きました。
「太郎の病気が良くなった!」
私は晴れ晴れとした気持ちで学校へ行き、その日は寄り道せず、まっすぐ家に帰りました。
ところが……。
家に帰ると、「太郎」はもう死んでいました。
私が学校に行った直後、眠るように死んだそうです。
私は悲しくてそれから何日も一人で泣きました。
でも、私の心には変化がありました。
最後の力を振り絞って私を元気づけてくれた「太郎」。
いつまでもくよくよしていては、死ぬ間際まで心配をかけてしまった「太郎」に申し訳ない。
それから私は家でも、学校でも努めて明るくふるまうようになりました。
あれからもう数十年たちますが……。
今でも「太郎」のことを時々思い出します。
太郎は今でも私を元気づけてくれます。
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とりとめなくお話ししてしまいました。
こういったことはありふれた話だと思います。
ペットとの悲しい別れは多くの方が経験し、珍しいことではありません。
でも、私はこの話を親しくなった人に必ずしています。
「心」でお付き合いしている人に、私のことを知ってもらいたいと思うからです。
「ニュースレター」に書く事は、何も「商売やビジネスに関係した話」でなくてもよいのです。
私が今回話した昔の想い出話でもいいんです。
あなたの“人となり”が感じられ、より身近になるようなお話をぜひ、「ニュースレター」に書いてみて下さい。
きっとお客さんはあなたをとても身近な存在に感じて下さることでしょう。
そして、お客さんと「心」でつながることであなたはさらに、お客さんに対して良い仕事ができるのではないかと思います。
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