型やぶりなメッセージを発信してファンを増やす方法

型やぶりなメッセージを発信してファンを増やす方法ol
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
 
 
 
「アルコール依存症の寛仁親王であります…」型やぶりな自己紹介ではじまった講演がありました。
 
 
ヒゲをたくわえ「ヒゲの殿下」の愛称で国民に親しまれた寛仁親王(ともひとしんのう)の講演です。
 
※寛仁親王について
 
 
親王は「月給4万円の勤め人生活」を送ったり、ラジオ「オールナイトニッポンのDJ」もしたことがあったそうです。
 
 
現在、ラジオDJはもちろん、深夜番組に出演したことのある初の皇族になるそうです。
 
 
「大学時代から飲んでいるので急に依存症になったと取られるのは心外。終生依存症とご理解ください(笑)」
 
 
自虐的なネタを惜しげもなく話す人柄で、皇室をより身近に感じさせ親王のファンになった方も多かったそうです。
 
 
皇族と聞けば「堅苦しい家柄だから…」と思われがちです。もちろん、ほとんどの皇族の方はあまり派手な振る舞いをすることはありません。
 
 
世間から注目されている一族ですし、ましてや自分のことを「アル中だ」なんて普通は言わないでしょう。
 
 
ただ、こういった「普通ではないメッセージ」が、ビジネスを行っている私たちにとってはとても重要なカギになるかもしれません。
 
 
 
 
私たちはビジネスをしていく上でいろいろなメッセージを発信していますよね。
 
 
例えば、チラシやホームページなどに書く文章もメッセージですし、ニュースレターに書いていることもひとつのメッセージですが、これらメッセージを「普通ではないメッセージ」にするだけで、お客さんの目を釘づけにすることができます。
 
 
そうすれば、お客さんに「ファンになってもらえる」「来店してもらえる」「他のお客さんを紹介してもらえる」なんてことが起こり始めるのかもしれません。
 
 
なぜなら、それは人間の心理として「アクのあるクセの強い要素に多くの人は魅力を感じる」からです。
 
 
 
 
では、どうすれば「普通ではないメッセージ」を書くことができるのでしょう?
 
 
その答えは、「振り幅」にあります。
 
 
よく「人間的にギャップがある人」に興味を持ったりしませんか?
 
 
例えば、いつもは怖い不良が捨て犬をすごく可愛がっていたみたいな感じです。
 
 
こういった何気ないシーンでグッときた、みたいなことってよくありますよね?
 
 
このように「〇〇なのに××」という「振り幅」はとても大事なのです。
 
 
例えば…
 
 
●皇族なのに、アル中
●不良なのに、動物好き
●見た目怖そうなのに、甘いもの好き

 
 
全てこの「〇〇なのに××」の構図に当てはまります。
 
 
また、話題になる商品だってこの構図になることが多いのではないでしょうか?
 
 
■砂糖ゼロなのに、甘くて美味しい
■しっかり食べても、ダイエット効果あり
■ラーメンなのに、ヘルシー
■かき氷なのに、温かい

 
 
こういった構図を意図的に作り出して配信することで、アクのある意外性のあるメッセージになるのです。
 
 
当然、こういうソリッドなメッセージを配信することでお客さんが離れてしまう懸念もあります。
 
 
しかし、逆に「強烈なファン」もたくさん創りだすことができます。
 
 
事実、世の中の店舗型ビジネスを見渡してみても、繁盛しているお店ってみな個性的なお店だったりしませんか?
 
 
アクがあるお店のほうが固定客が多かったりします。
 
 
「ラーメン二郎」なんてその典型例だったりするのではないですか?
 
 
では、その個性をどのように出していったらいいのでしょう?
 
 
具体的に言うと「あなた自身の意外な趣味」であったり「意外な特技」であったりと、普段はあまりお客さんに見せない部分をあえて書いて発信することで普通ではないメッセージになるかもしれません。
 
 
「ニュースレター」にも、こういった要素を絡めることでより多くのファンを作ることができると思いますよ。
 
 
どんな部分を書くと、普通ではない「意外性のあるメッセージ」になるのか?
 
 
ぜひ一度考えてみて、それをニュースレターに書いてみるのも面白いのではないでしょうか。
 
 
 
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