お客さんに響くメッセージの書き方

お客さんに響くメッセージの書き方ol
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
 
 
「ニュースレター」を使ってお客様に情報発信をする場合、考えなければいけないのが「どう書けばお客さんの心に響くメッセージになるのか」と言うことではないでしょうか。 ただ何となく書いているだけではおそらく、お客さんに響くメッセージにはなりませんし、「次も読んでみたい!」といった気持ちにもなってもらえないかもしれません。 とは言っても実際に書いてみると、イマイチなメッセージになってしまうのもまた事実ですよね。
 
 
では、いったいどうすれば“お客さんに響くメッセージ”を書く事が出来るのでしょう? その方法は…
 
 
●たった1人に向けて書くことです。
 
 
よくこういったものを書く時、どうしても多くの読み手を想定して書いてしまいがちではありませんか? イメージとしては、大勢のお客さんに向かって演説するような感じでしょうか。「1人」対「多数」といったイメージです。 でも、このようにたくさんの方に向けて書いてしまうと、結果としてぼんやりとした歯切れの悪いメッセージになってしまいがちです。
 
 
例えば、あなたが歯科医だとして、たくさんの患者さんにメッセージを届けようと思うあまり、「むし歯」のことや「歯周病」のこと、「ホワイトニング」についての事も書きたいけど、結局「やっぱり無難な内容にしよう…」となってしまい、結果、「歯の健康に気をつけましょう!」といったような、どの方にでも当てはまりそうな“無難なメッセージ”を書いてしまう事になるかもしれません。
 
 
そこで、先にもお話しさせてただいたたった1人に向けて書くを意識して書いてみてはいかがでしょうか。
 
 
例えば、今回メッセージを届ける相手は「お客のAさん」このように、あらかじめ相手を具体的に特定してから書き進めてみましょう。 すると「Aさんはこういう人だから、こういった事が知りたいはず」「年齢的にもそろそろこういうことにも気を使った方がいいはずだし」このような感じで書く内容もより具体的になってくるはずです。
 
 
でも…Aさんだけに向けたメッセージを書いてもそれ以外の人はあまり関心を持たないのでは? おそらくこういった疑問をあなたはもたれるかもしれません。しかし、意外とそんなことはありません。Aさんに近い状況のお客さんだったり、メッセージがより具体的になったことで、その内容に興味を持ってくださるお客さんは必ず出てくるでしょう。
 
 
ニュースレターとはその名の通り、あなたが発行する「お便り」だったり「手紙」なわけです。 なので、たった一人のお客さんを想定して書き進めることでメッセージが具体化し、より面白く興味のひく内容になっていくはずです。
 
 
100人に向けて書いたメッセージは、1人1人にはなかなか響かないものですが、たった1人に向けて書かれたメッセージは時には100人に響いたりもします。
 
 
 
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