ニュースレターはあなたの分身

bn0126_t メディカルコンテンツ(株) 田中 巧

私は仕事柄、さまざまなお店や会社が出しているニュースレターを目にします。その中で最も気になるのが「やっつけ仕事」感のあるもの。実は、ニュースレターは単なる情報発信ツールではなく、「あなたの分身」なのです。

素晴らしいニュースレター、残念なニュースレター

私どもが提供しているようなテンプレートサービスを使って出しているところがあったり、スタッフさんが一丸となってイチから作り上げているオリジナルのものなど、さまざまあります。

載っている話題、レイアウト、デザイン、そのすべてが素晴らしいニュースレターも本当にたくさんあるものです。

しかし、常日頃から多くのニュースレターに目を通していると、中には「これはよくないなぁ…」と思えるものもいくつかあったりします。

その中で、最も「これはよくないなぁ…」と思ってしまうニュースレターは「やっつけ仕事」感があるものです。

⚠️ よくないニュースレターの特徴:
忙しい業務の合間に作り、月一回コンスタントに出し続けている点は良いのですが、読んでみると内容が少々雑で、「とりあえず書いて印刷しただけ」といった感じのものが意外にあったりします。

なぜ「やっつけ仕事」はよくないのか?

ではなぜ、こういったニュースレターはよくないのでしょうか?

それは、そのニュースレターを目にするお客さんが、あなたやスタッフさんに間違ったイメージを抱いてしまうからです。

ニュースレターは単なる「お客さんとのコミュニケーションツール」といった枠組みだけには収まりきれません。

💡 ニュースレターは「あなたの分身」

ニュースレターはある意味「あなたの分身」であると言っても過言ではありません。

ニュースレターに書かれた情報も含め、デザインやレイアウトそのもの全ては、言い換えればあなた自身を表しているものなのです。読んだお客さんはそのニュースレターから、発信者であるあなたの「人物像」を判断しているのです。

履歴書と同じ─人は発信物から人物像を想像する

これは何も「ニュースレター」だけに限ったことではありません。ある人が書いたものや作ったものを読んだり見たりした時、人は誰でも自然にその発信者の「人物像」を想像してしまうものなのです。

例えば、あなたがアシスタントやスタッフを採用する時のことを考えてみてください。

📝 好印象を与える履歴書:
応募して来た人の「履歴書」の中に「趣味:エアロビクス、パラグライダー、旅行」と書いてあれば、「この人は活動的で好奇心が強く、いろいろなものに挑戦するのが好きなタイプなんだろうな」とイメージするのではないでしょうか。

また、履歴書いっぱいに隙間なくびっしり書いてあり、黒か紺のスーツを着た証明写真がしっかり貼ってあれば「やる気があって、社会人としての常識も持ち合わせている」といった印象を受けるのではないでしょうか。

もちろん、経営者であればこういったやる気のある人を採用したいとも思うはずです。

🚫 悪印象を与える履歴書:
しかし反面、「空白のところが多く、写真は貼られていない、しわしわで汚れた履歴書」を持ってきた人にはどういった印象を持つでしょう? おそらく、こういった人にはあまり良い印象は持たないでしょう。もしかしたら、採用したいとは思わないかもしれませんね。
✅ 重要なポイント
このように、ほんの少しの情報を目にしただけでも人は発信者の「人物像」を思い浮かべてしまうものなのです。

ニュースレターに書く内容があなたのイメージを作る

したがって、例えばあなたがニュースレターの中で奥さんやお子さんのことについていつも書いているのなら、読んだお客さんは、きっとあなたのことを「家族思いのやさしい方」と思ってくださっていることでしょう。

また、登山に行ったことや、バンジージャンプに挑戦したこと、スイミングスクールに通い始めたことなどを書いているとすれば、お客さんの頭の中には「何事にも積極的で前向きな人」といったアクティブなイメージが定着しているかもしれません。

また、ニュースレターいっぱいにお客さんに対する気づかいや想いなどの心のこもったメッセージを書いてあれば「とても丁寧でお客さん想いの人」といったイメージが定着しているはずです。

1家族の話題を書いている場合

お客さんのイメージ → 「家族思いのやさしい人」

2アウトドアや挑戦の話題を書いている場合

お客さんのイメージ → 「何事にも積極的で前向きな人」

3お客さんへの気づかいを書いている場合

お客さんのイメージ → 「とても丁寧でお客さん想いの人」

「ニュースレターはあなたの分身」とは、つまりこういうことです。

まとめ:毎号気を抜かずに作成しよう

今回のポイント

ニュースレターを作る時は毎号毎号気を抜かず、「読む人から自分の人物像を判断されている」「ニュースレターは自分の分身」ということを忘れないようにして作成に取り組んでいってくださいね。

この地道な情報発信は、のちに必ず「大きな果実」となってあなたのご商売にもたらされるでしょう。

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