ニュースレターに余計なこと書いていますか?
- ニュースレターの上手な使い方
- 2025-11-10
「無駄に詳しすぎる解説」で人気者になった三浦豪太さん
あなたは三浦豪太さんというスポーツ解説者をご存知でしょうか?
三浦さんは、プロスキーヤーであり登山家で、選手時代はリレハンメルオリンピックや長野オリンピックに男子モーグル日本代表として出場した経歴を持つ方です。そして、父親は冒険家でエベレスト登山で有名な三浦雄一郎さんです。
そんな三浦豪太さんですが、2014年のソチオリンピックで「無駄に詳しすぎる解説」が話題となり、一躍人気者になりました。
- 「この選手、実は生まれてから一度もコーヒーを飲んだことがないんです」
- 「なんとこの選手、ゲンを担いで2月22日にヒゲを剃るそうなんです」
- 「この選手、勝った翌日は同じ下着を使うらしいですよ!」
ある意味、スポーツとは全く関係のない珍解説で、視聴者を楽しませたのです。
なぜ「余計な情報」が人の心を動かすのか?
三浦さんは、こういった珍解説について次のように語っています。
つまり、選手たちの座右の銘、家族の話、性格、苦手なもの、得意なものをあえて解説し、その人のバックグラウンドを知ってもらうことで、親近感を持ってもらえるような解説を心がけていたのです。
心理学が証明する「自己開示」の効果
これは、心理学的にもすでに証明されていることです。
相手と仲良くなって心を開かせるためには、自己開示が何より必要だと言われています。相手の心を開かせようと思う前に、まずは自分の心をオープンにして、相手に見せることが大切です。
そうやって自分の”人となり”をまず先に話すことで、相手も心を開いて話しやすくなるのです。
ニュースレターに「無駄な情報」を書いてみよう
もちろん、この自己開示はニュースレターでも応用できます。
例えば、ニュースレターにあなたやスタッフさんの“余計で無駄な情報”をあえて書いてみましょう。
- 「スタッフの田中さん、実は英検2級で英語が得意なのですが、外国の方を前にすると緊張して話せないそうです(笑)」
- 「店長の山田さんは穏やかな性格ですが、実は酒豪。おじいさんは戦前にロシア人とお酒の飲み比べをして勝ったという伝説があるそうです」
- 「受付の佐藤さんは、毎朝必ず同じルートで通勤しています。ゲンを担いでいるそうで、道を変えると一日調子が出ないんだとか」
ちょっとしたスタッフのエピソードを書くだけで、お客様は一気に親近感を覚えます。
必ずしも「おもしろ話・おもしろエピソード」を書く必要はありません。
あなたにとってありふれた、ごく当たり前の普通のエピソードでも、お客様には興味深く感じていただけるものです。お客様それぞれ、おもしろいと思う基準は違いますから。
自分のパーソナリティを出すことが成功の鍵
要は、自分のパーソナリティを出すということです。意外と、自分の常識は他人の非常識なのです。
こうやって情報配信を積み重ねることで、読み手のハートをしっかりつかむことができます。ニュースレター上で間接的ではありますが、好感度アップにもなりますし、必ずリピートにつながって固定ファンが増えることになるのです。
すぐに実践できるのがニュースレターの強み
三浦さんは、選手のさまざまな情報を集めるのに、約1年間かけたと言っています。
もちろん、三浦さんは他人を紹介する解説者だったので、1年という長い期間のリサーチが必要でした。しかし、ニュースレターで自分自身のことやスタッフさんのことを書くのでしたら、こんなにリサーチに時間をかけなくてもすぐに書くことができますよね。
今すぐできるアクションステップ
いま一度、自分自身やスタッフさんの「プロフィール」や「エピソード」を棚卸ししてお客様に伝えてみてください。
次回のニュースレターに、スタッフ1人につき1つのエピソードを入れることから始めてみましょう。
とても細かいことではありますが、繁盛しているところはニュースレターを活用して、こういったことをきっちりとやっています。
小さな自己開示の積み重ねが、お客様との信頼関係を築き、あなたのビジネスを支える固定ファンを生み出すのです。






