お客さんが予約しやすいニュースレターになっていますか?
- ニュースレターの上手な使い方
- 2017-12-11
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
私は仕事柄、たくさんのニュースレターを目にする機会がありますが、その中で初歩的な失敗をしているニュースレターをときどき目にします。
その失敗とは何かというと、「連絡先がどこにも載っていない」ことです。
意外にも「住所」「電話番号」などの連絡先を全く載せていない企業があったりするのです。
連絡先を入れることはある意味、初歩の初歩的なことになるのですが、実は奥の深い初歩であったりもします。
そこで今回は、この「連絡先の記載」についてお話をさせていただきたいと思います。
さて、ニュースレターに必ず載せなくてはいけない連絡先といえば、ざっと思いつくだけでもこれくらいあります。
1、住所
2、電話番号
3、ホームページURL(または「●●で検索」といった表記)
4、営業時間
5、定休日
6、ホームページやSNSにアクセスできる「QRコード」
7、FAX番号
8、Eメールアドレス
9、Facebook名
10、Twitterのハッシュタグ
11、LINE@のアカウント
特に、この中の1~5までは必ず載せるようにしましょう。また、6以降もあれば載せるようにしてください。
6の「QRコード」は印刷物ととても相性が良いので、ホームページやSNSの「QRコード」を取得したら必ず載せておくようにしましょう。
さて、ここからが本題ですが、最も多く予約の入るものはどれでしょう?
ホームページからでしょうか?それとも、電話からでしょうか?
おそらく「電話」による連絡がやっぱり一番多いのではないでしょうか?もしそうでしたら、最も多く予約が入る「電話番号」を一番大きく表示させてください。大きさは企業名よりも大きく表示させるようにしましょう。
多くの人は、大きく書かれた電話番号に連絡しやすい印象を持つ でしょう。これはニュースレターに限らずどの販促物でも同じです。
つまり、大きさとはメッセージなのです。
電話番号を大きく載せることは「ここに電話をかけてください!」という強調したメッセージになります。逆に小さく載せることは「体裁上載せておきました」というメッセージになってしまうのです。
今の時代、「電話」「ホームページ」「Eメール」など、連絡するための間口は数多くあります。もちろん、お客様によって連絡をしやすい手段もさまざまです。したがって、連絡先の間口はできるだけたくさん載せるほうが絶対によいでしょう。
ただし、これに随伴して生じる問題もあります。それは「どれに連絡したらいいのか?」とお客様を迷わせてしまうことです。
連絡先の間口が増えるとお客様は必ず迷ってしまいます。そこで、あえて最も連絡が多いものを1つだけ選び大きく載せて強調することで、「ここに連絡して」という意思を表せるのでお客様の迷いをなくすことができるのです。
連絡先の記載は、ついつい気を抜いてしまったり忘れてしまったりするところでもありますので、今回の話を参考にしていただきながら、しっかり大きく載せるようにしてくださいね。
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