お客さんは行きそびれると行きにくくなる
- ニュースレターを成功に導く考え方
- 2019-03-11
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
今回はある知人の話をここで紹介させていただきます。
彼はむし歯の治療で歯医者に通っていたそうです。しかしある時、 急用で診療の予約をすっぽかしてしまいました。
結局その日は行くことができず代わりの予約も入れなかったそうです。その後、特に歯の痛みもなかったので、治療の途中なのにも関わらずほったらかしたまま半年以上経過してしまったそうです。
あなたはこの話を聞いてどう思いますか?
おそらく、あなたのお店にも いきなり来なくなるお客さんって何人かいらっしゃるのではないでしょうか?そのお客さんは、別にあなたのお店に満足していないから来なくなった訳ではなかったのかもしれません。
もしかしたら 「単純にタイミングを逃しただけ」なのかもしれませんよ。
先のお話は私の知人の話ですが、こういったお客さんって多いと思います。しかも、前回からあいだが空いてしまうと、 行きそびれたお客さんは行きにくくなってしまうわけです。
でも、こういったお客さんに「前回から大分あいだが空いてますが、その後いかがですか?」なんて連絡をしてみると、「そうなんですよ。忙しさにかまけて行けてなかったんです。久しぶりに行こうと思いますが… いつが空いていますか?」という感じで、あっさりと復帰してくれるものです。
こういった離脱気味のお客さんには、おそらく「電話」をするのが一番効果が高いと思いますが、 「ニュースレター」を送ってつながりを絶やさないようにしておくとさらに効果が高いでしょう。
当社のニュースレター代行サービスのご利用者様も「最近来なくなったお客さんにニュースレターを送ると2割くらいの方は戻ってこられますね」と話しています。
お客さんは忙しさにかまけ、色んな決断を先送りにしようとします。たとえ決断を先送りにすることが、悪い結果を招くとしてもです…。
なので、お店側はこういったお客さんの心理を理解して、定期的に連絡してあげる必要があるのではないでしょうか。これはお店側が儲かるからやるというのではなくて、お客さんのためのものなんです。
「また来て下さい」とお客さんを誘わないことは、 お客さんが本来得られたであろう様々なチャンスを奪うことでもあるのです。
そして、お客さんを誘うその手段は「お店側からメッセージを発信すること」。待っているだけでは何も起こりません。
でも、いきなり電話をすることには抵抗がありますよね。「普段ほとんど連絡してないのに、来なくなったときだけ電話するのはちょっと…」と気が引ける方も多いでしょう。
そういった意味でも、 普段からお客さんに何らかのカタチで接触を持っておく必要があるわけで、そんなときにとても有効なのが「ニュースレター」です。
ニュースレター自体には爆発的な集客効果はあまりありません。しかし、 いざというときにアシストをしてくれる強力なツールになってくれます。
集客に困ってからジタバタ行動するよりも、何事も準備して種をまいておくことがとても大切なことなのではないでしょうか。
「木を切るのに8時間もらえるのなら、私は最初の6時間を斧を研ぐことに費やすだろう」by エイブラハム・リンカーン(アメリカ16代大統領)
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