自分メディアを持って情報を配信することの大切さ
- 知らなきゃ損するマーケティングのお話
- 2018-07-23
メディカルコンテンツ(株) 田中 巧
近年、経営やマーケティングで注目され、言われていることの1つに「自社メディアを持って情報を発信しよう」といったことがあります。
ちょっと前までは、我々のような小さな事業者が自ら発信できるメディアをもつことは難しいことでした。
ちなみに、インターネットが登場する前のメディアといえば「テレビ」「雑誌」「新聞」でしたが、これらに自社商品やサービスの情報を載せるには多額の費用がかかるため、それらに掲載できるのは主に大企業だけでした。
私たち中小零細企業が当時持つことができたメディアといえば、せいぜいチラシや電話帳広告、野立て看板や電柱広告くらいだったでしょう。
しかし、時代は大きく変わっています。
今は「webサイト」を持つことは当たり前、その他に「ブログ」「メルマガ」「SNS」など、サイバー上にメディアを持てるという選択肢も広がり、費用的にもハードルが劇的に下がっています。
ただし、ここで問題となるのが、コストは安くて導入しやすくなったが、いかにこういったメディアを活用して成果につなげるか。こういった点ではないでしょうか?
アメリカで著名なマーケティングコンサルタントのダン・ケネディ氏も『メディアを制する者はビジネスを制する』と語っていますが、実際に商品やサービスの質ではそんなに大差はないのに、メディアの使い方のうまい方がいつのまにかライバルに大差をつけていた、といった話もよく聞きます。
また、Facebookやインスタグラム、twitter……メディアとして使えそうなものが次々に登場していますが、それらに対応できないでいるうちにライバルに先を越されてしまう……こういった話もよく聞きます。
今の時代、提供する商品やサービスで差別化するのがなかなか難しい時代です。
仮に、これまでに無い新しい商品を出したとしても、それが売れてるとわかると、すぐに他社に真似されてしまう時代です。
だからこそ、商品に大きな差がつけられない分、お客様は「何を買うか」よりも「誰から買うか」に比重が移りつつあるのかもしれません。
こういった「誰から買うか」を決定づけてもらうためにも、自社メディアで情報を発信することは重要です。
メディアは、自分の代わりにメッセージを伝えてくれます。また、複数のメディアをもっていると、お客様はそのメディアを通じ、様々な場面であなたと関係性を作ることができます。
顔を合わせなくても、たとえ会ったことがなかったとしても、なぜか普段からその人と付き合いがあるように感じて、いつのまにか親しみを感じるようになるのです。
もちろん、webの情報だけでなく、ニュースレターのような紙媒体も組み合わせると、お客様はさらにあなたと接する機会が増えるので、さらに大きなパワーを発揮するようになるでしょう。
ところで、あなたの周りで、やっていることは変わらないのに、いつの間にか大きくなったお店や会社ってありませんか?
もしかしたらそういったお店は、自社メディアをうまく活用してお客様との関係性を構築したのかもしれませんよ。
できれば、webでも紙媒体でも、自らが発信するメディアは複数持ち、お客様とのコミュニケーションの基盤を早めに作っておくことをおすすめします。
思い立ったら吉日。いますぐ行動を起こしましょう!
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